大人の自転車ライフ / 疋田 智

大人の自転車ライフ

大人の自転車ライフ

自転車ツーキニストの続編のような疋田智さんの本です。この本を読むともっともっと自転車が快適に走れる環境が日本にもできると良いなぁと思います。

本からの引用です。

その差を生じさせるのは、ひとえに産業革命以降の「先進国」と「発展途上国もしくは、元・発展途上国」の差だ。日本を含むアジア諸国は、物質的な豊かさを享受するようになってまだ日が浅いから、一言で言うと、趣味が成金的なのである。
もちろん、これは私の勝手な考え方ではあるが、ほぼ事実だと思う。まだまだ「物質的な豊かさ」に満足したい、見せびらかしたい、というような意識があって、自転車よりオートバイ、オートバイよりクルマ、そして「いつかはクラウン」なんて、価値観が残っているのだ。
それが欧米先進諸国にはやはり薄いのだろう。
ヨーロッパのベストセラーカーが、随分昔から必ず一番小型のクルマであることもそれを物語っている。だいたいが「クルマで見栄を張る」などという意識が非常に少ない。
翻って、我々の国を考えれば、そういえば「ハイソカーブーム」なんてのがあったな。トヨタの「マークII」なんかがバカ売れしたものだ。バブル前後。今から思えば恥ずかしい。
だが、そう言いながら、アジア諸国の中でそういった成金的価値観から抜け出すのに一番近い位置にいる国はどこかといえば、もちろんのこと、それは日本だ。
実際のところ、日本の中で「そんなことにお金を使うなんてもったいない」「それよりも別の豊かさを求めたい」という感性の人が増えたと思う。クルマの話で言っても、同じメーカーの「マークII」や「カローラ」を抜いて「ヴィッツ」が売り上げナンバー1の地位を得始めた理由は、必ずしも不景気ばかりじゃない。これぐらいでイイじゃない、そんなことで見栄を張るのは馬鹿馬鹿しいよ、という人が増えたからだ。
バブル崩壊は必ずしも悪いことばかりじゃなかった。今の私はそう思う。物事には必ず二面性がある。


目次

  1. ママチャリに乗って冒険に出かけよう
    • 隣の駅まで行ってみよう
    • 会社まで行ってみよう
    • 健康的!
    • ママチャリのチューンナップ
    • そしてママチャリの限界
    • 最低限度の交通ルール
  2. こんなに奥が深いぞ、自転車の世界
    • こんなに様々な自転車の種類
    • 自転車を愉しむ
    • チャリンコの語源
  3. 快適な自転車通勤と自転車生活のために
    • 私が自転車通勤を始めたわけ
    • これは必須の自転車グッズ
    • 雨の日の快適(?)自転車運転術
    • その他のチップス
  4. 自転車と街と未来と
    • 21世紀は自転車に乗って
    • 自転車の視点から見る道路整備
    • 放置自転車について
    • 共有自転車という考え方
    • アジア諸国(日本を含む)の自転車事情
    • 自転車にふさわしい街の規模
    • そして自転車的なる・・・


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この記事へのコメント

1. irukaさん
こうして益々、奥深くにと…

人生を高い見地から見渡せる余裕が出てきたのですね。
2. Nojeeさん
irukaさん、コメントありがとうございます。

いえいえ、ぼくは根がうつけ者ですから。ことクルマに関して言えば、irukaさんのように1台のクルマを長く丁寧に乗るのも、ヨーロッパ的だと思います。また、トヨタが今年の8月に発売したブレイド3.5Lなども新しい流れ(トヨタの余裕?)でしょうか?

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