コーヒー伝播史

コーヒー伝播史 / 関口 一郎
歴史に触れることは、知識に深みができて、とても良いことだと思います。
こうした儀式でコーヒーを飲んでいるという情報は、当時外来船が出入りしていた堺の港にもたらされ、日本茶道の確立をめざしていた千利休によって、いちはやく吸収され、その中に巧みに取り入れられたとも考えられる。日本茶道のルーツは回教圏にあったのではないだろうか。「第8章 1節 コーヒー・セレモニー」より、一部引用させていただきました。
ここでの「こうした儀式」とは、17世紀のトルコで行われていたコーヒー・セレモニーのことです。(Wikipediaに書かれたコーヒー・セレモニーより、さらに格式高かったようです)
嗜好品はより良く、より美味しくということを求められるものである。
珈琲がヨーロッパに伝播してから400年くらいになる現在、世界中で珈琲を飲まない国は無い。なぜこの様に急速に世界的な嗜好飲料として普及したかというと、一口で言えば美味しかったからである。それが、現在の珈琲のように、美味な品質を度外視して量産にのみ走っていたら、珈琲は過去の飲物になってしまうのではないかと、恐れる。「第10章 原始的な飲み物から近代的な飲料へ」より、一部引用させていただきました。
この2つの文章を読むと、爆笑問題の「千のリキュール」は、たしかにオチャラケですが、千利休は感性の相当鋭い人で、アーティスト、アレンジャー、プロディーサーとして、ビビッと(美ビット)来ちゃったんですから、今の時代に生きていたら、本当に美味しいコーヒーを日本に広げたり、千のリキュールを創るのも、楽勝だったでしょうね
珈琲だけの店「カフェ・ド・ランブル」(この本も通販してます)、いつか必ず訪れたいな
。
目次
- コーヒー発見の伝説
- カルディー発見説
- 生で食べていた珈琲
- 人の出会い
- 一般の飲用、始まる
- 珈琲の飲用禁止令
- ヨーロッパへ紹介される
- コーヒーは異教徒の飲み物
- キリスト教徒に解禁
- ヨーロッパへの流入
- 各地にコーヒー・ハウス
- トルコ・コーヒー
- ヨーロッパのコーヒー・ハウス
- コーヒー・セレモニー
- 各国にコーヒー・ハウスの開店
- 西欧諸国の珈琲樹移植時代
- 原始的な飲み物から近代的な飲料へ
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