人間にとって本来の主食は骨髄? − 糖質ゼロの食事術

医者に頼らない! 糖尿病の新常識・糖質ゼロの食事術  かまいけ式でスローエイジング!
医者に頼らない! 糖尿病の新常識・糖質ゼロの食事術 / 釜池 豊秋


 人間にとって本来の主食は骨髄?

amazonの「糖尿病」関連本で第1位の「主食を抜けば糖尿病は良くなる!」を書いた江部康二先生と双璧をなし、糖質制限食(正確には糖質ゼロ食)を提唱しているのが、この本の著者である釜池豊秋先生です。先生の掘り下げっぷりは並大抵ではないです。

(この本も、何回も繰り返して読む価値のある本です。)


もし、人間が今のように米・麦などの糖質をずっと主食としてきたのなら、生きていくために重要な糖質代謝のメカニズムが1つしかなく、脂質代謝のそれがいくつもあることは、理屈に合わない話です。

先生がこの本の主題である糖質ゼロ食に至るまでに考え抜いた「人間にとっての本来の主食は?」という問いの答えを引用させていただきます。

 人類はチンパンジーと袂を分かったのち、森から草原に出てきました。ライオンやシマウマの暮らす、サバンナです。
 サバンナには低木が点在するだけですから、森のようにエサとなる果実が豊富にはありません。また草食動物ではないため、草は主食になりません。やはり、動物食にならざるを得ません。
 とはいえ、ひ弱な人類はライオンなどの肉食獣と戦って捕食者にはなれません。たとえライオンがいなくても、人類の足ではシマウマに追いつけません。
 考えられるのが、肉食獣の食べ残しを漁ることです。万物の霊長たる人類がそんな情けないことをするはずがない、と思わないでください。
 われわれ人類は、肉体の貧弱さを大脳の発達で克服して生物界の頂点に立ったのです。人類の進化はこの点で、ほかの生物の進化と根本的に違うのです。
 さて、食べ残しを漁るとしても、掃除屋、たとえばハイエナ・ハゲタカと争わねばなりません。当然ですが、彼らのほうが強い。掃除屋が食べ残したものには、骨しかなかったのです。
 もし、掃除屋が肉を残したとしても、残念ながら人類の歯では生肉を噛み切ることができません。やはり、初期人類の主食は骨です。
 私の結論も基本的には島さんと同じく「骨説」です。
 しかし、私は骨全体ではなく、「骨髄」が主食であったと考えます。外側の硬い皮質骨は人類の歯では噛み砕けません。手に持った石で皮質骨を割り、髄腔の骨髄を掻き出して食べていたのです。

この中で紹介されている島さんとは、テレビで見たことがある方もいると思いますが、アイアイで有名な島 泰三(しま たいぞう)先生です。

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