少し時間を作って、今年3月に3泊4日で韓国へ出張した時の写真をまとめました。
まず、上の写真は BMW MINI 50 Mayfair と言う限定車です。一番の識別ポイントはグリルにある「50」のバッチです。で、面白いなぁと思ったのは、ちょっと分かりにくいですが、韓国のクルマはフロントガラスに数字が書いたものが貼り付けられています。中には、デジタルディスプレイに数字が流れるものが付いたクルマもあります。
その数字は携帯電話の番号なんですよ!
路上駐車がOKな韓国。でも、迷惑をかけないようにクルマを移動して欲しい人がクルマの持ち主に電話が出来るような配慮をしてるんですね。お国柄の違いが面白いです。
- CarWatch
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そして、韓国では圧倒的にセダンが多く、日本のようなハッチバックを見かけることが少なかったです。日本以上にクルマ=ステイタスのようです。
・・・と言うことで、クルマの話題はここまで。
引っかけっぽくって、本当に申し訳ないです。
さて、初めて行った韓国の印象はすごくアメリカっぽいことです。特に僕が6回6か月いたサンフランシスコに似てると思いました。ずっと何でだろうと不思議に思っていましたが、韓国は1950年にマッカーサーの仁川上陸作戦による奇襲攻撃で朝鮮戦争に勝利したものの、終戦後(正確には休戦後)は国中がボロボロになり、このことは韓国を理解する上でとても重要なことです。アメリカ式の文化に強く影響されて復興していったようです。
食べられない生活を経験した韓国の人たちにとって、一番のもてなしは食事だそうで、韓流ドラマでも「こんにちは」の代わりに「食事した?」って挨拶するシーンが多いらしいですね。(韓ドラ大好きな部下に聞きました。)
で、僕も韓国の方たちに美味しい食事を御馳走になりました。
【1日目】
取引先の社長さんと韓国人の社員で通訳もしてくれる子と、僕と部下が関西空港で合流し、4人でプサンに向かいました。プサンから韓国の新幹線で1時間ほど行ったテグから、さらにクルマで1時間半ほど走ったところにある工場を見学し、やっと最初の食事です。
取引先の社長さんは僕がダイエットをしてることも、豚肉が好きなことも知っているので、まずはサムギョプサルの専門店です。厚切りで脂身がガツンと入った豚肉を焼いて食べる。めちゃ美味!
左側のキムチ色のゴボウみたいなのは、朝鮮ニンジンのキムチです。ちょっと土臭いけど美味い。手前の白いスライスはニンニク、でかくて美味い。右手前のタレの皿に添えられたミドリの練りものを練りワサビです。
韓国の地方都市にはビジネスホテルはありません。だから、泊るのはビジネスマンも家族連れも、もちろんカップルもモーテルです。外観もネオンがギンギンですが、部屋もこのとおり。でも、一人一部屋ずつですよ!床暖房(オンドル)でポカポカ。パソコンも完備されてます。
コンビニと言うより万屋(よろずや)にはマックスコーヒーが!韓国の人は甘いモノ好き。
【2日目】
韓国の大都市は、1番がソウル。日本で言うと東京。2番はインチョン(=横浜)、3番目がプサン(=大阪)、そして、4番目がテグ(=名古屋)らしいです。
新幹線でソウルに向かうテグ駅で。こちらも向いてる人相が悪い2人が僕の連れ。
おでんですね。肉ではなく、練りものです。大きさは15センチくらいあり、薄味で美味い。
トッポッキ。お餅だから、1個だけ味見。真っ赤ですが、辛くありません。
通訳のリーくんが買ってきてくれた韓国では大人気のオリオンのチョコパイ「情」とゆで卵。「情」はヨーロッパのサッカーリーグで活躍している韓国人サッカー選手がプロの選手に紹介して流行っているらしい。簡単にいうとエンゼルパイです。
ソウルに着いて、お昼はサムゲタン。ここは日本人向けのガイドブックにも載っている有名店(らしい)。確かに日本人もチラホラいましたが、圧倒的に韓国の方ばかり。あっさりした鳥のスープで美味い!
ちなみに、この店以外は訪問した会社の方が、地元の人気専門店に連れて行ってくれたので、どの店も日本人は僕たちだけでした。まさに本場韓国B級グルメの旅です。
ソウルからインチョンへクルマで移動し、ビジネスホテルにチェックイン。
夜はソルロンタン。ここが最高に美味かったです。ちなみに、左の石焼のおこわは、まずお湯を入れて、オコゲもやわらかくして、お茶漬けのように食べます。どこへ行っても、キムチ・カクテキはすべて食べ放題です。
じっくり煮込んでるから美味しいはずです。
おばさんは汗だく。
【3日目】
お昼はチヂミ。デカイ!でも、これはサイドメニューで・・・
メインはこれ。アサリで取った塩味の出汁で作ったうどん(のようなもの)。大きなドンブリで日本だったら大盛り以上ありましたが、これでも普通盛り4人前を5人分に分けてもらったんですよ。ホント、韓国のスープ料理は美味い。
夜は時間がなくて、通りすがりの店へ。
ほとんどのお客さん(=僕たち以外)は、自分で選んで、食べやすい大きさにブッタ切ってもらって、量り売りでお持ち帰り。
豚足の専門店。キムチなどをトッピングしてサンチュで巻いて食べます。美味い!!
店先でグツグツ煮込んでるから食べたくなっちゃいますよね。薬草の色らしい。
【4日目】
韓国最後の食事は、インチョンの中華街でチャジャンミョン。中国の炸醤麺(ジャージアンミエン)を韓国風にアレンジしたもので、とろみのタレがかかってます。キムチではなく、タクワンが付いてました。
どの店も韓国の人たちでにぎわう、これぞ本場の味また、行きたい(=食べたい)
コメント
コメント一覧 (2)
韓国も食の文化は豊かですよね、ニッポンが失ってしまったものを未だに保持し続けている姿に我々は学ぶべきものが多くあるような気がします。
韓国に行ったのはもう20年近くも前、当時は昭和30年代のニッポンみたいな印象でしたが、今はすっかりオトナの国に変わっているようですね、ぜひグルメツアーを敢行したいと切に思っております、はい(笑)
誰か連れて行ってくれないかな〜 (´▽`*)アハハ
コメントありがとうございます。
コンビ(っぽい)はありますが、ファミレスはなく、
スーパーマーケットは若干あるようで、
外食は基本は今回行ったような専門店がほとんどです。
お代は払っていませんが、どこもリーズナブルでした。
(韓国の方が日本に来られた時はこっち持ちです)
グルメツアー、良いですねぇ。ホント、また行きたいです!