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フォルクスワーゲンが窒素酸化物(NOx)に続き、二酸化炭素(CO2)でも不正をやらかして、しかも、今度はガソリン車も!です

  • 151104 Reuters > 独VWの約80万台に新たな排ガス不正、ガソリン車も影響

    独フォルクスワーゲン(VW)が3日、欧州で販売された約80万台の車両について二酸化炭素(CO2)排出量の測定をめぐる新たな不正が見つかったと発表した。

    新たな問題で生じる財務面でのリスクは約20億ユーロ(22億ドル)に達する可能性があるとした上で、小型ディーゼルエンジンおよびガソリンエンジンに影響することを明らかにした。

欠陥と違い、不正は分かっていて法律を犯すこと。さらに、一番問題なのはこの不正の有無で顧客の購買力は変わらないとするなら、不正を犯したフォルクスワーゲンのクルマが売れた分、他メーカーはクルマが売れなくて、業績が悪化したり、社員が解雇されたり、下請け会社が切られたりって計り知れない影響があるのだから絶対に許せない。

しかもだ、、、

この不正に関連した記事を時系列で見てみよう。

  • 151008 BBCニュース > VW米国法人社長、排ガス不正問題を2014年春に認識
    独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)による排ガス規制逃れをめぐる問題で、VW米国法人のミヒャエル・ホルン社長は2014年春に不正の事実を知っていたことを認めた。

    (えっ!?1年以上前から知ってたって、元会長の話とまったく違うら!)
     

  • 151015 フォルクスワーゲン > フォルクスワーゲンについて > フォルクスワーゲンから皆様へ > 今回の問題に関する最新情報

    お客様各位

    このたびは、フォルクスワーゲンのディーゼルエンジンに関して、お客様には多大なるご迷惑とご心配をおかけいたしまして、まことに申し訳ございません。

    今回のディーゼルエンジンは、日本市場に正規輸入されておりません。なお、ガソリンエンジン車には、ディフィートソフトは搭載されておらず今回の問題、及び一切の不正とは全く無関係となりますので、安心してお乗りいただけます。ただし、私どもも今回の事態を真摯に受け止めております。

    現在、ドイツ・フォルクスワーゲンAGでは、役員および経営方針の刷新を図るとともに、第三者機関による原因究明に全面協力する旨、申し出ており、その作業も急ピッチで進んでおります。最終的な原因解明までには、もう少しお時間を頂くこととなってしまいますが、引き続き、弊社でも本社からの情報を入手次第、速やかに開示してまいります。

    これまでフォルクスワーゲンに信頼をお寄せいただいたお客様には、ご迷惑、ご心配をお掛けいたしますが、弊社としても責任を持って、引き続き、これに対処してまいりますので、ご理解を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

    2015年10月15日
    フォルクスワーゲングループジャパン株式会社
    代表取締役
    スヴェン シュタイン

    (本社からの情報を入手次第、速やかに開示するんですね!?懐疑。)
     

  • 151103 BBCニュース > フォルクスワーゲン排ガス不正、ポルシェなど高級車でも=米当局

    米環境保護局(EPA)は2日、ドイツ自動車大手フォルクスワーゲン(VW)によるディーゼル車の排ガス不正問題で、より大きいディーゼルエンジンを搭載した車種にも問題の装置が使われていたと発表した。これに対してVWは、不正を否定している。

    EPAによると、これまでは排気量2000ccのエンジン搭載車のみがリコール(回収・無償修理)の対象だったが、新たな調査でポルシェやアウディなど排気量3000ccのエンジンでも不正が確認された。

    (不正を否定したんですね・・・)
     

  • 151104 Reuters > 独VWの約80万台に新たな排ガス不正、ガソリン車も影響

    独フォルクスワーゲン(VW)が3日、欧州で販売された約80万台の車両について二酸化炭素(CO2)排出量の測定をめぐる新たな不正が見つかったと発表した。

    新たな問題で生じる財務面でのリスクは約20億ユーロ(22億ドル)に達する可能性があるとした上で、小型ディーゼルエンジンおよびガソリンエンジンに影響することを明らかにした。

    ポルシェの北米部門はこの疑惑を受け、ディーゼルSUV(スポーツ多目的車)「カイエン」の販売を当面中止すると発表した。

    (翌日には認めちゃうんだぁ〜。確認しますくらいにしとけ!情けないなぁ
     

先月半ばに社長名で発表された内容に「ガソリンエンジン車は一切の不正とは全く無関係」と書かれているけど、どうするんですかね?

しかも、しかも、、、

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そう書かれたページへたどり着く前に「フォルクスワーゲンから皆様へ」ってページがかましてあるわ、その文章には「不正」の文字はなく「今回の過ち」って言葉を使って「不正じゃなくて過失です」とごまかすわ、そう、つまり、不正だと認めてない証拠じゃん()。さらに、最後に上記のような「無料点検するから許して」的な内容で締めくくってあるわ、それが情けないのは書かれている無料点検情報サイト http://web.volkswagen.co.jp/s/6791/を見ようとURLを入力(普通、pdfなのに、なぜjpeg?懐疑)すると、ありゃま、自動リンクで、、、またココかい!、、、でぇ、本文の一番下ある小さなリンク「今回の問題に関する最新情報は、http://info.volkswagen.com/jp/ja/home.htmlをご覧ください。」でやっとたどる着く。大体このページは「フォルクスワーゲンの情報サイトの/日本向けの/日本語の/トップ(ホーム)ページ」ってことでしょ!?ってことは、ほとぼりが冷めたら、内容を書き換えればパッと消えてなくなるようにしてあるってことですよね。(実はこれってウェブ担当者なら分かると思うけど、かなり作為的ですよね。)はぁ〜。(ホントは、はぁ〜なんだけど、あきれて怒る気にもなりません。)

まぁ、とにかく、VGJのごまかす気満々の不誠実さは天下一品ですわ。

(ぼろくそフォルクスワーゲン買わなくて良かった。ホッ。)