遅ればせながら恐縮ですが、プジョー208がマイナーチェンジしましたね。
- webCG > 東京モーターショー2015:プジョーの目玉はディーゼルとホットハッチ
話題はインターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤー2015を受賞した1.2リッター直列3気筒ターボエンジン「ピュアテック」が搭載されたことと、308GTi by プジョースポールですが、僕が気になったのはルーテシアGTとガチンコ259万円の208GTLine、そして、何と言ってもアリュール3ドアMTがひっそりとなくなって、価格を据え置くためにグレードをスタイルに下げた5ドアMTが追加されたことです。
新色のオレンジ・パワー(メタリック)はきれいでした。でも、写真はStyle 6ATで、Style 5MTでは選べません。同じグレードでも前者は217万円のミッドレンジモデル、後者は199万円のエントリーモデルと言う位置づけだからですかねぇ。
こちらが旧型。
そして、こちらが新型。これからは前期型・後期型と呼ばれるのでしょうか?比べるとフォグランプ部のデザインが変わったのに気づきますが、良ぉ〜く見るとフロントグリルのメッキ部分が浮いてるデザインじゃなくなってるんですよね。
ともにBセグメントの5MTである僕のLutecia ZEN 0.9Tと208 Style 1.2を比較してみると、208は本当のベーシックグレードで、Luteciaのベーシックグレードは日本にはないターボなしの0.9があり、僕の0.9Tはダウンサイジングターボ車である違いが見て取れます。
グレード | ルノー Lutecia | プジョー 208 |
ZEN 0.9T 5MT | Style 1.2 5MT | |
価格(税込) | 2,080,000 | 1,990,000 |
型式 | ABA-RH4B | ABA-A9HM01 |
タイプ | 5ドアハッチバック | 5ドアハッチバック |
全長 mm | 4,095 | 3,975 |
全幅 mm | 1,750 | 1,740 |
全高 mm | 1,445 | 1,470 |
ホイールベース mm | 2,600 | 2,540 |
トレッド mm | 1,505 | 1,470 |
車両重量 kg | 1,130 | 1,040 |
定員 名 | 5 | 5 |
エンジンタイプ | 直列3気筒ターボ | 直列3気筒 |
総排気量 L | 0.897 | 1.199 |
内径×行程 mm | 72.2x73.1 | 75.0x90.5 |
最高出力 ps /rpm | 90 / 5,250 | 82 / 5,750 |
最大トルク kgm /rpm | 13.8 / 2,500 | 12.0 / 2,750 |
使用燃料 / 燃料タンク容量 L | 無鉛プレミアム / 45 | 無鉛プレミアム / 50 |
トランスミッション | 5速マニュアル | 5速マニュアル |
変速比 1速 | 3.727 | 3.416 |
変速比 2速 | 1.956 | 1.809 |
変速比 3速 | 1.233 | 1.281 |
変速比 4速 | 0.903 | 0.975 |
変速比 5速 | 0.659 | 0.767 |
変速比 6速 | - | - |
変速比 後退 | 3.545 | 3.583 |
最終減速比 | 4.500 | 4.538 |
アイドリングストップ | あり | なし |
懸架方式 前 | マクファーソンコイル | マクファーソンストラット |
懸架方式 後 | トレーリングアームコイル | トーションビーム |
ブレーキ 前 | ベンチレーテッドディスク | ベンチレーテッドディスク |
ブレーキ 後 | ドラム | ドラム |
タイヤ | 195 / 55R16 | 185 / 65 R15 |
パンフレットで見開き2ページある新型1.2L PureTech 3気筒ターボエンジンの片隅で自然吸気の説明はこれだけで寂しいです。
- AUTOCAR DIGITAL > プジョー208 1.2ピュアテック110 - 初試乗
- CORISM > プジョー208試乗評価 MT派にはたまらない、コンパクトカーらしさ満点の軽快感
- webCG > プジョー208アリュール(FF/5MT)【試乗記】
スタイル5ドアMTの話題はまだ少ないので、アリュール3ドアMTの評判をご覧ください。
今月のティーポ。
自転車のような一体感って?(笑)
「フランス新車はコレがオススメ!」って「いま新車で買えるフランス車」ってことですね。
シトロエンではコレかなぁ〜。
ルノーではコレかなぁ〜と思われる方もいるでしょうが、コレも良いですよ。
- Nojee Chips > これは良い!ルノー・メガーヌ、ハッチバックに「ゼン」グレード追加
次点としてページの隅に小さく、、、はいぃ〜、たまりません!
オマケ
- Auto Prove > マツダ デザインコンセプトの前進 デザインで人生が変わる!?
イタリアやフランスのクルマの多くに見られるボディの豊かな造形美の裏側には、高い製造技術があるからこそ実現できているという現実がある。ルノー・ルーテシアやプジョー208のルーフは溶接部分が分からないレベルで仕上げられている。ドイツの高級車メルセデス・ベンツですら、溶接部分は黒いグロメットでカバーするという従来の技術が継承されているわけで、デザインには効率では語れない世界が間違いなく存在する。そしてそのデザインを量産するには、デザインを語りつつも製造技術も伴わないことには、机上の空論に過ぎないわけである。
実は僕も洗車する時に気になってたんです。
コメント
コメント一覧 (6)
オマケのルーフ溶接部分は、確かにカバーがないなとは思っていましたが特に気にする事もなく、洗車時にスムーズに洗車ができて良いなと思っていたぐらいで、この記事を読んで意外とコストとデザインへのこだわりという事を知りました!!
良いポイントを取り上げて頂きどうもです!!
『今度はプジョーにすれば?』
『えっ!どうして?』
『だって、かっこいいじゃん』
そんな非現実な会話が聞こえてきた我が家でした。
PSAとしてはあまり良くないようですが。
ファイナルギヤ比はほとんどかわらないので無視できるとして、プジョーに対して車重が重いルーテシアは1−2速をローギヤード担っていて発進加速を確保して、トルクが大きい分3−5速はハイギヤード化とアイドルストップを採用することで燃費を稼いでいるって感じですね。
プジョーならFBMで見た108が気に入りました。
コメントありがとうございます。
まったくおっしゃる通りで、僕たちの0.9T+5MT同様、欲しい人が指名買いするんでしょうね♪
コメントありがとうございます。
我が家のようにフレンチ+イタリアンも良いですよ♪
コメントありがとうございます。
おっしゃる通り、NAの208と比較すると、ダウンサイジングターボのルーテシアのことがより分かりますね。
トゥインゴも出るから、108も出ると良いですね♪