Los Stellarians ロス・ステラリアンズ (amazon)
渋くドレスアップしたフォード・マスタング マッハ1 、、、の話では、ありません。
隠居生活でトレンドを無視して時を越えて好きな音楽や関連動画を好きなだけ楽しめるなんて、良い時(1950年代)に生まれたなぁとつくづく思います。反面、ソマリヤ人(ソマリアではなく、染まりやすい)な僕は直感でこりゃ良い!でも、良く分からんとなると、とことんハマってしまい、これはSpecial EFX以来です。そもそも、始まりは、、、
ロス・ステラリアンズ、良いよ♪
とだけ書かれた音楽好きの親友から6月に届いたメール。
ロス・ステラリアンズは来月10月に日本にやってきてライブを行います。
- Billboard Live Tokyo > 161007(Fri) Los Stellarians
- Billboard Live Osaka > 161009(Sun) Los Stellarians
タキシード、ジャック・ムーヴスの次は彼ら! 西海岸の空気をたっぷり吸った最高のモダン・ソウル・デュオ、ロス・ステラリアンズが来日決定! ロス・ステラリアンズ(Los Stellarians)はミクスチャー・ロックバンド“311”のSA マルチネス(左: S.A. Martinez)、そしてエクス・オブ・イーヴルのライアン・シーゲル(右: Ryan Siegel)によって2011年に結成。今年リリースされたアルバム『ロス・ステラリアンズ』は、オリジナル曲はもちろん、ドロンドやザ・スミスの名曲に、レイドバックしたソウルの息吹を吹き込んだ名盤。この夏のサウンドトラックとして楽しむ人も多いはず。今や9月末まで続く日本の夏。ホーン隊も含めた本格的なソウルバンド編成がカルフォルニアの風を運ぶ彼らのステージは、その締めくくりにピッタリのものになるだろう。
でも、英語のサイトをいろいろ調べるとアルバム『ロス・ステラリアンズ』と言うCDは存在せず、どうも日本盤のみのようです。それはともかく、この夏は思いっきりヘビロテだったので、まずは聴いてみてください。下記のリンクをクリックして表示されるページで2枚のアルバムが太っ腹にも全曲フルに聴くことができます。しかも、Holy Grailien RecordsはSA マルチネスが作ったレコードレーベルでオフィシャルです。
- Holy Grailien Records > [1] The Mas Chingon / Los Stellarians
Los Stellarians are:
SA Martinez - Vocals
Ryan Siegel - Guitar, Bass, Drums, Percussion, Keys, Vocals
Additional musicians:
Steve Madaio - Trumpet
David Woodford - Saxophone
Mandy Ventrice - Background Vocals, “Move 4 Me” - Holy Grailien Records > [2] Cholo Soul / Los Stellarians
Los Stellarians are:
S.A. Martinez - Vocals
Ryan Siegel - Guitar, Bass, Keys, Vocals, Percussion
Additional Musicians:
Kenny Schwartz - Drums
Rose LaGuana - Lead guitar
Mandy Ventrice - Vocals
Steve Madaio - Trumpet
David Woodford - Saxophone, Flute
どうですか?古くて新しいソウルで、SA マルチネスのボーカルとライアン・シーゲルのギターがたまらなくカッコいいです!
で、今回紹介するCDの謎、、、実はアメリカでは2枚のアルバムがダウンロードで発表され(LPは存在するようです)、その2枚16曲からの11曲と新たな2曲を加えて日本盤として発売されたようです。しかも、この初回プレスが売れに売れ、一時は入手困難な状態だったのが、僕に分かりにくくさせたようです。下記はCDの曲リストで、[ ]カッコがどちらのアルバムに収録されているか、そして、オリジナル曲は4曲だけ(これが特にカッコいい!)、それ以外はカバー曲で、リンク先がオリジナルと思われる曲のYouTubeです。
- Didn't I [2]
- I Can't Understand You [2]
- Heaven Knows I'm Miserable Now [1]
- Jenny (Miss You Like Crazy) [1]
- Crystal Blue Persuasion
- Your Love [2]
- 1 N Only [1]
- Primo (Is That So?) [1]
- Make Love To Me [2]
- Be That Way [2]
- Somebody 2 Love [1]
- Young, Gifted, and Brown [2]
- Music Is My Sanctualy
ちなみに、一番最初のマッハ1の写真は日本盤CDではなく、ダウンロード2枚目のもの。
カバーとオリジナルを聴き比べると面白いですよ。例えば、1曲目のDidn't I 、、、
まずはロス・ステラリアンズのカバー。
そして、こちらがオリジナル。テンポがまったく違います。これが時代の違いでしょうか。
それにしても、ここまで調べるのに時間がかかりました。
ダウンロードを買いましたが、ライナーノートを読みたくて、CDも買っちゃいました。ズボッ。
Gilles Peterson Digs America: Brownswood U.S.A.(左)
ライナーによれば、カバーとオリジナルの両方のYouTubeを紹介したCDの1曲目「Didn't I」をSA マルチネスが左のアルバムで聴いたことが、ロス・ステラリアンズを始めるきっかけだったとのことです。
ジャイルス・ピーターソン(Gilles Peterson)はUKの有名なDJで、彼が選曲(コンパイルと言うらしい)したCDがたくさん出てて、来日したこともあるようです。そして、Wikipediaの彼のページによれば「アシッド・ジャズと呼ばれるジャンルのキーパーソンである。ジャイルスは自身のレーベルAcid Jazz(アシッド・ジャズ)やTalkin' Loud(トーキン・ラウド)を通じ、1990年代の多くの有名なアーティストたちの経歴の一部として関わってきた。」とのこと。ガーン、アシッド・ジャズが大好きで、CDを買い漁ってたのに、知らなかったぁ。ズボッ。
Complete Friends and Buddies / Milton Wright
ヴィンテージソウルとして人気らしい。こういうの聴きだすとホント抜けられくなるんですよねぇ。良いわぁ〜。ズボッ。
そもそも、親友のメールで最初に買ったのがロス・ステラリアンズのiTunesダウンロードと、SA マルチネスが今でも活動している311(スリー・イレブン)のベスト盤(中央)です。
そこでやめておけば良かったんですが、311、曲良し、ボーカル良し、演奏良し、あまりにカッコよくて、ズボッズボッズボッとハマってしまいました。
ってことで、6枚も買ってしまった311の僕的ベスト3をご紹介♪。
第3位: Do You Right
第2位: Come Original
第1位: Time Bomb
映画のサウンドトラックですかねぇ。英語が分からなくても面白い!
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