雨降りですが、トヨタ博物館、もちろん屋内だから。
駐車場も正面玄関から一番近いとこに。
去年の本館2階のリニューアルに続き、今年は本館3階をリニューアルし、トヨタ2000GT 50周年記念 スポーツカー特集としてバックヤード収蔵車展をしているので、お出迎えはもちろんトヨタ2000GTです。この1台、本館3階に1台、そして、バックヤード収蔵車展で4台と合計6台が展示されています。
本館1階にはもう1台だけ。トヨダAA型乗用車(レプリカ)。トヨタじゃなくて、トヨダね。
正直、えこひいきです。最初はドイツ(ベンツ パテント モトールヴァーゲン)だけど、、、
発展させたのはフランスなんですよ。知ってました?
当時のパイオニアカーのほとんどが馬車や自転車などの影響を受けて、まだ駆動系のレイアウトや機構は“馬なし馬車”そのものであった。この点からすれば、1890年から自動車製造を開始したパナール・ルヴァッソールがダイムラーの鋼製自動車(1889年)をヒントに考案して、1891年にパテントを取得した機構(システム・パナール)が自動車技術の基礎を築いたことになる。いわゆる最先端に置かれたエンジンの後方に、クラッチ、トランスミッションを縦一列に配し、ドライブシャフトとデフ機構を介して後輪を駆動させるFR方式を採った最初の自動車なのである。このモデルは、初期のティラー式から、すでに円形ステアリングホイールと傾斜したステアリングコラムを持ち、アッカーマンの方式を採用している。
アップにすると、確かに今のクルマに近いと言えば近いかな。
ドライブシャフトと言えばドライブシャフトかな。
「ルノーの世界」より。
さらに、えこひいきすると「印象としてはエンジンのドイツに対し、車体のフランスのイメージがあり、フロントエンジン+リアドライブ方式はパナール・ルヴァッソールが先鞭をつけ、シャフトドライブはルノーが世界に先んじた。」、、、知ってました?
こんなペースで書くと、どんだけ時間がかかるか分からないし、解説もちゃんと読みながら、じっくり回っても3時間程度ですので、ぜひ行ってみてください。
一番カッコいいと思ったのは、リンカーン ゼファ シリーズHB。
後ろ姿は大事です。
一番美しいと思ったのは、ドラージュ タイプD8-120。
新館入口(本館から通路で来ると出口)の受付に飾られた数枚の写真でも、、、美しい。
「いつかはクラウン」の初代、トヨペットクラウンRS型。
塗装がめちゃキレイ。それもそのはず、当時の大学卒初任給の100倍だって。
写真で見るより実物は、デカッ!かったり、小っさ!かったり、ビックリ。
このトヨペットクラウンRS41型も、マツダファミリアSSA型、ダットサンサニーB10型、トヨタカローラKE10型に比べると、大きくて、いつかはクラウンは納得のキャッチコピー♪
今回の目玉。
4台のトヨタ2000GT。
やはり後ろ姿も美しい。
ボンドカーはルーフもなければ、フェンダーミラーもありません。
僕は1959年生まれなので、この頃は知りません。
親父が最初に買った車はスズライトだったような、、、
- 170608 よっしゃ!トヨタ博物館へ行くぞぉ〜!
- 170609 ふぅ〜、トヨタ博物館の開館に何とか間に合った♪
- 170610 トヨタ博物館で見たもの、感じたこと(前編)
- 170611 トヨタ博物館で見たもの、感じたこと(後編)
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