秋限定の和菓子「栗蒸し羊羹」を買いに、巌邑堂(左)と豊月堂(右)をハシゴしました。こうして比較すると見た目も、食べて触感も味も違いますねぇ。
ささやかなぜいたく、どちらも美味しくておススメ♪
朝ドラを観終えて、なぜか急に栗蒸し羊羹が食べたいなぁと思ってネットを検索したら、どちらも我が家からクルマで30分、しかも9時開店だから今から行けば買えるかな、やっぱり誰もが知ってる有名店からってことで、浜松市東区にある和菓子老舗のひとつ、巌邑堂(がんゆうどう)の袖紫ヶ森店(そでしがもりてん)へ。(本店は改装中)
40年前の高校生の時に親友の家で頂いた時、あまりの美味さにひっくり返りました。
9時ちょい過ぎに到着したら、なんじゃこりゃ!駐車場はほぼ満車、店内は人だらけ、順番に並んでる風もなく、近くに座っているオジサンに「もう注文されましたか?」と聞くと「はい、みんな注文して待ってるところ」とのことで注文して、横に座って話をしたら、開店15分くらい前に来たけどビックリだったらしい。店内を見渡すとオジサン、オバサンの他にスーツを着た男性もちらほら。皆さん、5本10本とお持ち帰りなので、お客さんのところへ行く手土産かな、うん、季節限定だしきっとやり手だな。
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キナリノ > 今年はもう食べた?老舗和菓子店の季節限定「栗蒸し羊羹」10選。
巌邑堂は全国で10選に選ばれるほど。そこまでとは知らなかった。
「羊羹」は、水に寒天と砂糖を入れ煮溶かし、こし餡を加えて煮詰め、型に流し込んで固めたもの。基本的な材料は、小豆・砂糖・寒天。固める段階で栗を加えたものが「栗羊羹」です。糖度が高く、水分が少ないため、「羊羹」は、保存性良く日持ちします。
一方「蒸し羊羹」は、小豆・砂糖・小麦粉+片栗粉、水を材料とします。“蒸し”と名に入るように、材料を混ぜ合わせた生地を型に流し込み、蒸しあげて作ります。「栗蒸し羊羹」は、生地に栗を加えたもの。
「蒸し羊羹」の美味しさは、柔らかくモッチリとした食感と控え目な甘さ。羊羹とは異なる食味です。「蒸し羊羹」は、水分を多く含み、羊羹に比較して糖度も低いため、一般的に日持ちしません。(通常は3日程度)
写真は帰る時に撮って、僕の後に来た1台だけ。遅くとも昼前には売り切れらしい。
さて、開店1時間後に知る人ぞ知る浜松市浜北区貴布祢にある豊月堂へ。お店に入るとショーケースの中に栗蒸し羊羹がない!、、、こちらは柏餅で有名ですが、この時期だけは栗蒸し羊羹なのか、中に並べるまでもなく、ショーケースの上に1段で30個は並べられそうなアルミのお盆に数本残っていました。ホッ。
30年前にとある日本料理店でお客さんの手土産をおすそ分けで柏餅と栗蒸し羊羹を頂いた時、何!この美味さ!って言ったら、北海道の十勝農協の人が浜松ではとある超有名大型店とココだけに手土産持ってあいさつに来るんだって聞きました(真相は未確認)。
昔は駐車場もないような(たぶん)田舎の和菓子屋さんで店の前にクルマを停めて、よくある店舗の木枠にペラペラのガラスが数段はまった扉をガラガラって。懐かしいなぁ。
帰宅した時に袋を落として、豊月堂の羊羹の左上を凹ませてしまった。
追記:
友だちもみんなが好みの栗蒸し羊羹があって、いろいろ教えてくれました♪
- 171012 みんな大好き!旬の栗蒸し羊羹、その後のあれこれ♪
コメント
コメント一覧 (4)
いかにも贅沢なハシゴですね。
栗蒸し羊羹、栗の渋皮煮、大好きです。
この季節がやってきたなぁって思います。
コメントありがとうございます。
いえいえ、「いかにも贅沢」ではなく「ささやかな贅沢」です。
クルマでハシゴして道中にあるルノー浜松にも寄って45km1時間半(お店に寄った時間は含まず)でガソリン代は約400円、栗蒸し羊羹の大きさが違うので比較にはなりませんが、巌邑堂が1本1,296円、豊月堂が1本900円ですから、合計2,500円ほど。家族でいただきましたので、ささやかです。
えっ、そういう細かい話じゃない?、、、失礼しました。
成田に行って、なごみの米屋の栗蒸し羊羹を買いたくなりました。
というか、私鉄10社スタンプラリーで成田へ行くのは確定なので、その時に買おうっと
コメントありがとうございます。
お互い食いしん坊のおデブさんなので、甘いモノは気を付けて食べないとね(爆)