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スポーツクラブで栗蒸し羊羹の話をしていたら、愛宕下羊羹が美味いよ!って教えてもらって、早速行ってきました。

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120kmは僕にとって散歩ですね♪

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明治40年創業、風情があります。ウワサでは20年ほど前に新築したらしい

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そうそう、たどり着くまで、どんどん道が狭くなっていきます。

Googleマップで確認したら、一般的に浜松〜御前崎に行くのは海岸に近い国道150線で、それより北側に位置する静岡銀行、信号、コンビニがある生活道路よりさらに一本北に入った昔からの道(青い線)はめちゃ狭ですが、家が密集しているのが分かります。

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調べたら、愛宕下羊羹より少し東側にある三熊野神社のお祭りは有名らしく、その間にある建物は横須賀高校で、この辺りは昔からにぎやかなんですね。


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初代中田和吉が明治40年(1907年)、この地に羊羹専門店を開業、地名(愛宕下)より「愛宕下羊羹」と名付けた。羊羹作りは材料の配合と火加減で、味や舌ざわりの良し悪しが決まり、「愛宕下羊羹」は一貫した製法で作り、昔ながらの裸の姿で売られており、その素朴さと味は、今も守り続けられています。 栗羊羹、抹茶羊羹、小豆羊羹、黒豆羊羹、白羊羹、季節限定品 しろ柚羊羹、御衣黄羊羹

さて、最初にお話ししないといけないのは、僕の早とちり(やっちまった)、愛宕下羊羹には栗羊羹はありますが、栗蒸し羊羹はありません。

普通、栗羊羹を売っている和菓子屋さんなら栗蒸し羊羹もありそうですが、愛宕下羊羹は和菓子屋さんじゃなくて羊羹屋さん、つまり、羊羹しか売っていない、しかも、ネット販売はやっておらず、店舗も1店舗のみ、さらに、営業時間は朝9時半から売切れまで、平日でも昼には閉店してるらしい。今年で創業111年って、すごいコダワリです!

10時着で行って正解でした♪

この辺りが砂糖の産地だったから羊羹を売り始めたのかな?

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愛宕下羊羹さんの潔さは商品にも表れています。複数の種類の羊羹を購入すると同じパッケージにシールが貼られるだけ。しかも、メイン(この場合は栗蒸し羊羹)はシールなし。

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パッケージから出すと竹皮風の包み紙。

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さらに開けると、表面にキズが付かないように白い紙が置いてあります。よく見ると「オモテ」と印刷されて、裏表が分かるようになってます。なぜか、紙がシワになっていたのが受けました

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左が栗羊羹800円、右が抹茶羊羹700円、共に税込み。

実はお店では、この裸の状態で山積みで陳列されていて、注文があると1本ずつ包装してくれます。どれにしようかなぁ〜って、そそられるんですよねぇ。

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横から見ると栗羊羹は栗がギッシリ、抹茶羊羹はバッチリ抹茶色。

さて、本音で言うと栗蒸し羊羹は季節のお菓子で、美味しさは栗羊羹だと思います。愛宕下羊羹では栗羊羹は通年商品なので「栗缶」ってちゃんと書いてあるのも流石です。しかも、甘みがくどくなくて、どちらもメチャ美味。羊羹だけで111年が納得の美味さです、キッパリ

次は小豆羊羹と白羊羹(いんげん豆)だな!


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帰りにちょいと遠回りして、カネ吉でシラスを買ったのは必然ですぅ。