
マニュアル本ばっかり読んでいると、頭がパンパンになってしまうので、自転車関連の面白い読み物はないかな〜と思って見つけたのが、この本です。かなり濃いキャラクターの著者で、著者も著書も賛否両論が飛び交ってますね(笑) 物言いが偉そうなんで、余計に物議をかもすのでしょうが、本人も分かってやってるんじゃないかな。
しかし、もしも私がずるくて要領のよい人間だったとしたら、誰も自転車に関しては何の実績もない私ごときの話を聞いたり、私の書いた本を買って読んだりはしないだろう。自分で言うのもなんだが、私の話がおもしろいのは、私自身が読者のみんなと同じように悩んだり失敗したりをくりかえしているからだと思うのである。
僕はめちゃくちゃ面白いエッセーとして読みましたよ
そう。プロが早く走るためのフォームは、私たちウィークエンド・ライダーが楽しく走るためのフォームと同じだったのである。ツール・ド・フランスは3週間、4千キロ近くを走るレースである。いきおい速いだけではなく、無駄のない洗練された走りを身につけていなければ総合優勝争いに加わることはできない。つまり、あのツール・ド・フランスの表彰台の一番高いところに上がろうとする者と、ただ日曜日に最高の走りをしたいと願っている者のフォームは同じでよい、ということだったのである。
ふむふむ。そして・・・
美しいフォームの選手は枚挙にいとまがない。もちろんすべての選手がまったくおなじフォームで走っているわけではなく、それぞれに個性はあるのだが、それでも多くの選手に共通している”基本”のようなものがあった。それが、まるでしだいにフォーカスが合ってくるように見えてきたのである。サドルが高いこと。
この3点が、早く自転車を走らせるために重要なことである。私はそう結論したのである。
骨盤が立っていること。
背中に奇妙なコブのようなものがあること。
なるほど、そうか
でも、この本はエッセーなので、この理論に至った経緯の方が書かれていて、さわりだけ。じゃあ、実際どうよ と、すっかりエンゾ早川さんの術にはまり、あれやこれや買ってしまいました
アマゾンは1500円以上だと送料無料。1冊980円だから両方買うはめに。また、はまった
エンゾ・早川 (この本の裏表紙より)
作家、イラストレーター、革命家。早稲田大学人間科学部スポーツ科学科卒。
1969年9月22日生まれ。おとめ座。A型
この肩書き以前に、茅ヶ崎にある自転車屋のオヤジなはずだけど・・・
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コメント
コメント一覧 (4)
どっぷり? はい、ソマリヤ人なので♪
冗談はさておき、自転車、楽しいですね!
僕もコブをだして走りたいです。
僕は、美しいフォームのポイントのうち、「骨盤が立っていること」が初心者とてまず最初に大切なポイントだと感じました。本によると、骨盤を立てるとお尻が痛くなくなる、そして、使う筋肉が変わり、自然と正しいペダリングができ、部長がおっしゃるようにコブが自然と出来るようになるようです。プロの選手のライディングフォームを見てみたいですが、いまは本の中でもプロのライディングの写真を注意してみるようにしています。そして、練習の時も骨盤を立てるように意識するとペダルを踏み込むと言うより回す感じになるような気がします。
本にも紹介されているコブの話を最初に記事にしたバイシクルクラブ2005年10月号が手元にあり、特集「"体幹"を意識して走りを換える!」を読んで勉強したいと思ってます。