同級生

これは故人の親友であるプロモデラーの方(僕は面識はない)が作られたゲンコツほどのフィギュア。故人の特徴が出ていて、ビックリするほどそっくりだ。

こいつは一昨年(2006年)6月1日、46歳の若さで急性膵(すい)炎のため、逝っちまいやがった。お腹が痛いと言って入院して、3・4日だったから、見舞いにも行けなかった。仕方がないから、酒が好きだったヤツのことを思い出しながら、悪友が集まって飲むのだ。

むかし話をしても、ヤツも聞き飽きただろうから、近況を報告しあって楽しく飲む。

甘いものが好きなオバさん(写真左の腕)は、三島のたい焼きを持っていったら、すごく喜んで食べてくれた。お前がかわいがってたダックス(写真右の背中)も、パリパリは食べなかったけど、やわらかい皮は喜んで食べてくれた。

歳を取れば、どこかしら疲れてくるんだから、人間ドックへ行かにゃいかんよ。ひどくなってから分かったら、自分だって痛いし。やり残したことがあれば悔しいしかもしれないけど、早死にしちまったら残された方は悲しみが大きいし、悲しむ人数だっと多いんだから。逝く順番だって、あるはずじゃんか。

ホント早すぎ。もうすぐ2年なのに、まだ悲しいぞ。バカ野郎!