グーグルの本を読んだ時は、「えらいこっちゃ!?」と思いましたが、今回は・・・
スティーブ・ジョブズは、とんでもない奴っちゃ! と思いました。
でも、そんな彼だから、Macにも、iPodにも、iPhoneにも・・・ やられたぁ
アニメ映画「トイ・ストーリー」を制作した「ピクサー」もスティーブ・ジョブズの会社だし、その後、ディズニーが買収し、ジョブズはディズニーの個人筆頭株主になったんですよ。
この2冊は上下巻ではありません。スティーブ・ジョブズについて同じ筆者が別の目線で書いている点が、とても面白かったです。サブタイトルの通り、1冊はジョブズの「やり口」の数々を紹介し、そして、もう1冊で「なぜ」を解説しています。
勝負ごとに勝つには「天の時、地の利、人の和」が重要だと説いたのは中国の戦術家・孫子である。
振り替えれば、このときのジョブズには、3つがすべてそろっていた。
「天の時」とは、かつての栄光の座から音楽レーベルがすべり落ちそうになっていたタイミングだったことだ。「地の利」とは、ネットに加え、iPodとiTMSの技術水準が音楽レーベルと利用者のニーズに答える質に到達していたことである。「人の和」とは、システム開発の領域を飛び越え、つまり音楽業界の問題を解くレシピまでつくって音楽業界の人間との信頼関係を築いたことだった。
3つのどれが欠けても、iTMSは成功していなかった。もし、音楽レーベルが王座にいたら、もしiPodの完成度が低かったら、もし音楽業界にジョブズと波長が合う人間がいなかったら・・・と「もし」は尽きない。
一般の企業から新製品が世に出ても、なかなか受け入れられない理由は実はこのあたりにある。
話はズレますが、iPodがなかったら、こんな形に「今」なっていなかったかも。
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スティーブ・ジョブズ 神の交渉力 - この「やり口」には逆らえない! / 竹内 一正
コメント
コメント一覧 (3)
コメントありがとうござます。
僕はてっきり、Macも、iPodも、iPhoneも、してると思ってました。
ヒューレット・パッカード社に
作ったものを差し出す契約をしていた
ウォズニアック。パソコンを重役たちに見せると「こんなもん何に役立つんだよ!」
帰ってきてジョブズと
「やったー!」