megane1


 ・・・ やっぱ、CVTじゃねぇ

ここ数日、朝エンジンをかけるとマフラーがどこかに当ってるような音がしたので、ディーラーさんに見てもらいました。で、ジャッキアップされてる間にメガーヌ3を試乗しました。

ショールームから出たメガーヌをちょこっとずつ角度を変え、立ったり座ったりして、たくさんの写真を撮りました。サイドの盛り上がりが分かる、この角度がベストアングルかな。

ちなみに、音の原因は、マフラーに厚めのアルミ箔のようなガイドが何かの原因で曲がって、触っていただけでした。

megane2

後ろから見ると、フツーに、いやいや、コンサバティブ([名・形動]保守的なさま)になりましたね。小さな声で言いますけど、これならシトロエンC4とどっこいどっこいの個性だと思ってしまいますが、どうでしょう・・・

さて、よろしくね♪と声をかけつつ乗り込んでみる。メガーヌ2よりヒップポイントが下がったような気がします。シートやハンドルの位置を好みに合わせ、左足でフットレストを踏み込んで、シートにカラダを(ん?カラダにシートを?かな)、まぁ、とにかく、やっぱし、メガーヌのシートはしっくり来ます。よしよし。

そして、エンジンをかけ、ゆっくりスタート。片側2車線の道を走り、いつもの試乗コースへ向かう。軽い登り、軽いカーブ、それなりの上り下りがあって、アクセルもベタ踏みできる。ルノースポールでは、もてあましてしまうようなコースですが、何度も往復して日常の走りを試すのには十分。

結論、フットワークは合格、でも、CVTじゃダイレクト感がなくて楽しくありませんでした。


追記:

morozumi

ハイブリッドカーは本当にエコなのか? / 両角 岳彦

僕が尊敬する両角岳彦さんがCVTへの考察を少し書かれています。

  • CVT(連続可変変速機)は燃費が良い?
ここで欧州勢は、自動車メーカーも、そのクルマづくりを支える部品メーカーも、2軸式歯車を組み合わせた、今までならMTに使われていたメカニズムを基本に、発進と変速の操作を自動化する、という技術開発を「本命」の座に据えている。もちろん既存の遊星歯車式ATも、単に多段化するだけではなく、伝達効率の改善、そしてトルクコンバーターの使い方(できるだけ使わないこと)を含めた変速と伝達の制御のブラッシュアップなど、様々な進化が織り込まれつつある。日本のAT開発、実装には、こうした発想はほとんど見られない。CVTと同じ机上論でルーズに、過剰に変速するものを「良い」とする常識から抜け出せないままである。今や、自動車用動力伝達装置としてのCVTに「うつつを抜かしている」のは、日本だけ、になりつつある。この「連続可変変速機」という特質が活きる場所は、もっと他の分野に見出すべきなのだ。

大丈夫、ルノーさん?って言うか、日本人は分かっちゃいないって見下してるのかな・・・