原題「Making Driving Safer and More Enjoyable」は、Googleで「より安全で快適な運転」、エキサイトで「ドライブをより安全で、より楽しくする」と翻訳され、また、「世界で最も尊敬され、信頼されたモータージャーナリスト」と評される著者ポール・フレールが「不安だらけのあなたと 慣れたつもりのあなたに」と始める、まさに初心者からベテランまで知っておきたい運転の基本の本です。
日本語訳の初版は2004年8月、僕が買ったのは2016年5月の第2版6刷、つまり、クルマ好きなら読んだことがあるベストセラーってことですね。すでに読んだ方もいるかも。
遅ればせながら、冬眠中にちょいと勉強しようと思って。
自動ブレーキもあるに越したことはないですが、なんだかんだ言っても車間距離!
初心者向けに分かりやすい言葉で書かれていますが、ベテランさんだって役に立つことがいっぱい書かれています。例えば、「曲がる」原理にあるコラムの見出しだけをひろってみると、、、
- タイヤの摩擦円
- 内向きか外向きか
- アンダーやオーバーは常にある
- まっすぐ走れる理由
- アンダーが欠かせないわけ
全部、分かりますか?
また、最後の章「クルマの元気」で「じぶんでできること」には、、、
- 暖機は不要
- そっと走り出す
- 高負荷を避ける
- リミットを守る
- シフトにメリハリを
- 「据え切り」は避ける
- 空気圧の点検を
- 偏摩耗に注意
- 冬はここに注意
全部気を付けているつもりでしたが、「少なくとも月に1度はタイヤの空気圧を点検しましょう。その際の要領はタイヤが冷えているとき、つまり走る前か、走ったとしても距離が2km以下だったときに測るようにしてください。」、、、自宅から4.2kmのスタンドで給油する時じゃあ、ダメじゃん。
って、すでに黄色眼鏡さんが書かれていました。
- 160425 タイヤの空気圧調整は冷間時に!
- 161128 貴方の愛車のタイヤ、空気圧は足りてますか?
と言うことで、自宅で空気を入れられるよう、amazonで売れてるのを、ポチっ!
目次
- スタートする前に
- プロもオートマチックの時代
- 正しい姿勢
- 不安はこうして解消
- 常に危険を意識する
- こんなときどうする?
- 運転はリズムに乗って
- クレバーな走りかた
- いざドライブへ
- ダイナミックな世界へ
- 速さに罪はない
- 物言うライト
- カーブでの走りかた
- 安全な追い越しかた
- トラブルが起こったら
- タイヤはクルマの命
- 右足ブレーキの勧め
- 物理の法則は変えられない
- 「はしる まがる とまる」を考える
- 最短距離で止まる方法
- 高速からの急制動
- 「まがる」原理
- クルマが水に浮く!
- 運転補助装置とは?
- カタログが読める!
- 正しいクルマ選びのために
- エンジンだけでは動かない
- クルマの元気
- 維持管理も運転のうち
- 品質がいちばん
- クルマは乗り手を映す鏡
新ハイスピード・ドライビング / ポール・フレール (amazon)
次はこれを読みますかね。使用感があるのは1993年12月の初版(中古)だから。
- HONDA > スポーツカーへのHondaの思いと逸話
- 世界で最も信頼されたモータージャーナリスト ポール・フレール氏 追悼。
- PF 先生を偲ぶ / 小林彰太郎(カーグラフィック創刊編集者)
- 失ったものの大きさ ポール・フレールを偲んで / ジョン・ラム氏(モーター・ジャーナリスト)
- 世界で最も信頼されたモータージャーナリスト ポール・フレール氏 追悼。
コメント
コメント一覧 (2)
ルノーのアイドリングストップ車は元々バッテリーに優しくないようなので。。。
コメント+アドバイスありがとうございます。
なるほど、アイドリングストップ車は注意が必要なんですね。確かに、今回購入したコンプレッサーのamazonページにある動画でも、まず、エンジンを始動してから、エアバルブにエアホースを付けるとなっていたので、何でだろうと思っていました。
へぇ〜、ルノーのは優しくないんですね。僕は燃費のためにも、なるべく先のクルマやSン号を気にしながら常に回生ブレーキが効くような運転を心がけていますが、ルーテシア購入から2年で、最近、エンジンのかかりが悪い時があるので、バッテリーが弱っているのかなぁと気になっていましたので、今月末の12カ月点検の時にしっかり確認しようと思います。