Sansyo

実山椒が届いたので、下処理&ちりめん山椒作りをしてみました。

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5/12に注文した和歌山有田産のぶどう山椒が5/20にクール宅急便で届きました。なお箱の裏には山椒の実の佃煮の作り方が載ってます。

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おぉ、初めて見る生のぶどう山椒!

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小さな枝が残ってます。



ミシュラン料理人が教える!「ちりめん山椒」

ちりめん山椒の作り方はネットにたくさんありますが、このYouTubeが一番分かりやすいと思います。

  • まずは実山椒を下処理します。冷凍保存して、いろいろな料理に使えるので便利です。
    1. いったん冷凍させて簡単に掃除をしやすくします。
    2. 実山椒の汚れを水洗いでよく落としします。2・3回
    3. ボイルする時には塩をいれ、色出しをします。実山椒 100g、塩 5g、水 1L
    4. 沸騰させずに、ポコ・ポコと泡が出るくらいで茹でる。
    5. 目安は5〜7分、指で少し力を入れて潰れる硬さまで茹でます。
    6. 氷水に落とし色止めをする。粗熱を取り、水にさらす 2時間
      山椒のアク抜き・辛みの好みにより水にさらす時間を変えます。
      水を流しながらでも良いが、ため水でも良いが何回か水をかえる
    7. ざるにあげ、ペーパータオルでよく水分をふき取りましょう。
      水分を取ることでうま味が薄まらず、保存もできる。
      余ったものは、ジップロックに入れて冷凍出来ます。
  • では「ちりめん山椒」を作りましょう。
    • 材料:前もって準備しておきましょう。
      ちりめん100g、実山椒20〜30g(お好みで)
      酒100g、みりん30g、醤油30g、砂糖30g、
      甘めが好きな人は砂糖7gを足す、濃いめが好きな人は醤油を足す
    1. 砂糖を溶かし沸騰したところに、ちりめんを入れる
      ちりめんが崩れないように、あまり動かさない・触らないで、大きめの鍋で揺らす感じ。
    2. 弱火〜中火で水分を飛ばす、時々汁に合わせえる感じで、時々回す・ゆらす
      初めのうち、アクが出たら取る(水分が減った後ではアクが取りにくい)
    3. 水気が半分になったところで山椒を入れる、汁気が残ってた方が山椒の辛味とうま味が移りやすい
      水分がなくなってからでは辛味もでない(山椒を入れるタイミングは早めでも良い、ちりめんと山椒の味のバランス)
    4. 汁の煮詰まり具合は鍋を傾けて確認し、山椒1粒で味見、汁が煮詰まって水分をほぼ飛ばした状態で軽く混ぜる。プチプチプチと良い感じの音してきて、もう焦げるぞぉという感じで火を止める
    • もうちょっと水分を飛ばしたければパイリッシュ(パッド)にあげて空気に当てる乾燥させても良い。ご家庭では、扇風機などの風に当てて最後の水分を飛ばしましょう。
    • 汁がある内に無理にかき混ぜてないから、ちりめんの形がキレイに残ってる。
    • 醤油の色を押さえたければ、醤油を減らし塩を足すとかして、色がきれいな仕上げになる。家で調理する場合は規定の分量の方がご飯に合う。

まずは実山椒を下処理します。

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  1. いったん冷凍させて簡単に掃除をしやすくします。

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冷凍したので小さな枝が簡単にとれます。

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届いた500gの枝をすべて取りました。

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  1. 実山椒の汚れを水洗い3回でよく落としします。

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  1. ボイルする時には塩をいれ、色出しをします。実山椒100gに水1Lと塩5g
  2. 沸騰させずに、ポコ・ポコと泡が出るくらいで茹でる。

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  1. 5分茹でて、指で少し力を入れて潰れる硬さになりました。

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  1. 氷水に落とし色止めをする。粗熱を取り、水にさらす 2時間

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氷水に落とし色止めをします。

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粗熱を取り、水を30分に1回交換しながら、2時間さらします。

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  1. ざるにあげ、ペーパータオルでよく水分をふき取ります、水分を取ることでうま味が薄まらず、保存もできます、ここ大事!

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すべての山椒を水分をふき取り、50gずつジップロックに入れて冷凍庫に保存します。


では「ちりめん山椒」を作ります。

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材料はちりめん100gに実山椒30g、酒100g、みりん30g、醤油30g、砂糖30g

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調味料を準備します、実はここで思いっきりミスりました。30gなら大さじ2なのに、大さじ3の45gを2回で90g、みりん・醤油・砂糖を入れてしまいました。もちろん入れる時には気づいてません

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  1. 砂糖を溶かし沸騰したところに、ちりめんを入れます、ドンキの深フライパンなら片手なので揺らしたりあおるのが楽です。

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  1. 弱火〜中火で水分を飛ばす、時々汁に合わせえる感じで、時々回す・ゆらす
  2. 本来なら水気が半分になったところで山椒を入れるますが、シビレる仕上りにしたくて、ちりめんを入れてかき混ぜたところに山椒を入れました。

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  1. 汁の煮詰まり具合は鍋を傾けて確認し、山椒1粒で味見、汁が煮詰まって水分をほぼ飛ばした状態で軽く混ぜる。プチプチプチと良い感じの音してきて、もう焦げるぞぉという感じで火を止める

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汁が煮詰まって火を止めた時に、やっとみりん・醤油・砂糖を3倍入れたことに気づきました

もちろん、作ったモノは捨てず、お茶漬けにして食べました。2回目はちゃんとやります、ガクッ。